猫好きランナーのマラソン奮闘記

この本先日購入して読んでみました。
なかなかこういった専門分野ものって読んでなかったんですが、
今回いろいろと買い込んで読んでみてます。

著者の朝原氏はみなさんの記憶にもまだ残ってるでしょう。
2008年北京オリンピック男子4x100mリレーでアンカーをつとめ、
見事銅メダリストとなった方ですねヾ(=^▽^=)ノ

この本を読んで一番気になった点としては、
体幹を意識しての走りです。
体幹(たいかん)とはまさに読んで字のごとく、
体の幹の部分。体でいうと腹筋、背筋、臀部(お尻)そのあたりのことです。

そこを軸として、速い選手なんかは動き出しがそこからのようです。
足からとかではなく、そこから動き出しが
感じられるといったほうがいいですかね。
体幹をしっかりと固めることで、
ぶれずに走ることができるというわけですね。


個人的な仮説としては、
運動のメソッドとはちがうんですが、
海外の治療なんかにも用いられるアレクサンダーテクニークと
同じつながりを感じられました。

ようは何をするにしても、動き出し、初動は頭から順に動き出すこと。
頭が上にひっぱられてるような状態を意識して、
普段から生活するとそれだけでもちがってきますよ(*^-^)

頭から動くと自然と手がふれ、体幹が動き、
それに連動して、腿、ふくらはぎ、足先へと動いていきます。
末端に意識を置いてしまうと、どうしても動きがかたくなり、
動きの連動性が弱くなってしまいます。

上に引っ張られる意識を持つことで、
自然と走る動作になると体幹始動になり(外から見るとそう見える)
動きがスムーズに行われるようです。


自分のフォームも日々試行錯誤中ですが、
この本きっかけで、今までの考えで間違ってなかったと実感できました。
やっぱり本はいいものですね(*^▽^*)
大変勉強になった一冊です。

走ってる方もそうですが、走っていない方でも、
それぞれの場面で引っかかるところあると思いますよ。
意外なところにきっかけってあるものですしね(*^^)

ぜひ読んでみてください。
おすすめです！